タイトルに書いたジャスティスってのは、うちの奥様の実家のワンコの名前です。
こんな感じのスタンダードプードルです☆
うちの庭にヤシの木が無かったり、芝生がまだきちんと繋がっていないことからも分かりますが、この写真を撮ったのは何年か前です。
で、このジャスティスが最近他界しました。
年齢は10歳で大型犬だともういい歳だったのですが、病気とか老衰とかじゃなく、安楽死です。
最後は手足の怪我が壊死して、常に流血しちゃってる状態で、寝返りを打つだけでもキャンッて鳴くような状態だったそうで、もう治る見込みはなくずっと苦痛が続くのはあまりにも可哀そうということで、苦渋の決断ですが安楽死という選択肢を選んだそうです。
手足の怪我ということで、年齢もありますが最後はずっと寝たきりのような状態だったそうです。
ちなみに、何か月か前に逢いに行ったことがあるのですが、そのときは僕の顔を見るなり起き上がって来て、部屋中をうろうろとしながら、まだ元気な頃に僕と遊ぶときにいつも使っていた水色のボールを探していました。お義母さんがもう遊ばないからとしまっていたという水色のボールを出してくれたので、ジャスティスに渡したところ、僕のところまでくわえてきて、昔みたいに投げてくれと言うので、何度かキャッチボールをしたのですが、足の包帯が取れちゃって床が血だらけにしちゃって、それでも痛がらないで何度もボールを持ってくる姿が忘れられません。
あ。ちょうどこの写真でくわえているボールです。
奥様の家族の中では『命の次に大事なボール』って呼ばれてて、小さい頃からずっとこのボールでしかキャッチボールをしませんでした。
ホントにボールのキャッチが上手で、元気な頃はどんなとこに投げても、思いっきりジャンプして、体をひねって無理やりキャッチしてくれたのが懐かしいです☆
そんなジャスティスも、さっきも書きましたが僕とキャッチボールをするのが大好きだったので、僕が逢いに行くと怪我も関係なく歩いちゃうので、ジャスティスの怪我が心配だったので、結局最後は逢いにいくのをあきらめました。
ほんとは、最後にもっかい投げっこしたかったですが。
自分で言うのもなんですが、ジャスティスにとって僕は特別な友達だったと思うし、僕もはじめてホントに好きになった友達みたいなワンコだったので、もう会えないのはホントさみしいです。
ちなみに、僕んちの周りはグルッと金網フェンスで囲んでありますが、その理由のひとつがジャスティスと思いっきりキャッチボールをする為でもありました。
今ではヤシの木と並んで我が家の象徴のようなこのフェンスですが、多分ジャスティスがいなかったら今とは違う感じになっていたと思います。
ジャスティスは、うちの奥様のお父さんの命日と、同じ日に他界しました。
もともと奥様のお父さんが大型犬を飼いたいといって飼い始めたワンコなので、同じ日に合わせたそうです。
今頃天国でお義父さんに逢えて、隣でこうしてお義父さんのことを見つめているのかな~??
なんて思うと、ちょっとだけホッとした気持ちになるのでした。
わかっちゃいるけど…
怪我が悪くなってからは、ほとんどあってなかったから、逆にまだ白髪も少なくて元気なころの思い出が強すぎて、ホントに寂しい気持ちになります。
うちのココはまだまだ10年は大丈夫だと思うのですが、今からもっと一緒の時間を楽しまなきゃって思いました。